1. はじめに
「最近iPhoneの電池がすぐ切れる…」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、以下について詳しく解説していきます。
- iPhoneのバッテリー交換が無償になる条件
- 有償交換の費用の目安
- 交換の方法と手順
「自分のiPhoneは無料で交換できるのか?」「どこに持ち込めばいいのか?」という疑問をスッキリ解決できる内容になっています。

このページは、20分で読めるようになっています!ぜひ、最後まで読んでみてね!!
2. iPhoneの保証を理解しよう
iPhoneのバッテリー交換が無料になるか有料になるかは、「どの保証に入っているか」によって大きく変わります。
まずはiPhoneに用意されている保証の種類を理解しておきましょう。
主な保証には以下のようなものがあります。
- 購入時に自動で付帯する1年限定保証(ハードウェア保証)
- 有料で加入できるAppleCare+
- 携帯キャリアが提供する独自の保証プラン(例:docomoの「ケータイ補償サービス」など)
- クレジットカードの付帯補償
- スマホ保険
それぞれの補償内容や条件を理解しておくことで、いざという時に損せずスムーズな対応ができます。
iPhoneの保証について詳しく知りたい方は以下をご覧ください!
3. 無料交換と有料交換の違いとは?
無料交換のケース
以下のいずれかに当てはまる場合、バッテリー交換は無償で対応してもらえます。
- iPhoneが購入から1年以内(Appleの1年限定保証が適用)
※この保証は、製造上の不具合によるバッテリーの異常消耗などが対象であり、通常使用による経年劣化(例:バッテリーの自然な消耗)は対象外となる点に注意しましょう。 - AppleCare+に加入中で、バッテリーの最大容量が80%未満の場合
→ Appleによる診断で劣化が認められれば、無償交換の対象となります。 - Appleが実施するバッテリー交換プログラム(Apple公式)の対象機種(例:一部ロットで不具合が確認されたモデルなど)
有料交換のケースとその費用
以下の条件に該当する場合は、バッテリー交換は有料になります。
- AppleCare+に未加入、または保証期間外
- 最大容量が80%以上で、バッテリーの著しい劣化と認められない場合
- 本体の損傷や水没など、バッテリー以外の修理が必要な状態
機種カテゴリ | バッテリー交換料金(税込) |
---|---|
iPhone 14以降(AppleCare+未加入) | 約16,800円 |
iPhone X~13シリーズ(AppleCare+未加入) | 約14,500円 |
iPhone SE / 8以前(AppleCare+未加入) | 約10,000円前後 |
携帯キャリアの保証 | キャリアにより料金が異なる。 ※場合によっては、キャリアにて実質全額負担の場合があり。 |
クレジットカードの付帯補償 | クレジットカードにより、料金が異なる。 |
スマホ保険 | スマホ保険により、料金が異なる。 |
4. バッテリー交換の方法
iPhoneのバッテリーを交換するには、以下の3つの方法があります。
方法①:Apple Storeに持ち込む
Apple直営店に持ち込んで、その場で受付・修理してもらう方法です。
- 即日対応も可能(混雑時は数日待ち)
- Appleのスタッフによる安心対応
- 事前予約が必要
方法②:配送修理を申し込む(Apple公式)
自宅からオンラインで申し込み、iPhoneを配送して修理してもらう方法です。
- Appleサポートページ または「Appleサポート」アプリを開く
- 「iPhone」→「バッテリーと充電」→「バッテリー交換」を選択
- シリアル番号を入力して対象か確認
- 「配送修理」を選び、手順に沿って申し込み
- 配送業者が端末を回収し、修理完了後に返送されます
※AppleCare+に入っている場合は、エクスプレス交換サービスというオプションがあり、玄関先に同モデル・同スペックの整備済みのiPhoneが届き、そちらと交換します。
方法③:正規サービスプロバイダに依頼
カメラのキタムラやビックカメラなど、Appleの正規サービスプロバイダ(ASP)でもバッテリー交換が可能です。
- 地域によってはApple Storeより予約が取りやすい
- 店舗によっては即日対応も
- Apple公式の部品・手順で修理されるので安心
方法④:携帯キャリア・保険・クレジットカードの補償を活用する場合
- 携帯キャリアの補償に加入している場合
ドコモ・au・ソフトバンクなどが提供するキャリア独自の補償サービス(例:ケータイ補償サービス、あんしん保証パックなど)に加入している場合は、Appleではなくキャリア側への連絡が必要です。- 専用窓口またはキャリアショップに問い合わせましょう
- キャリア経由での交換になると、自己負担額や手続きが異なります
- スマホ保険・クレジットカード付帯補償の場合
民間のスマホ保険や、購入時に使用したクレジットカードの補償サービスがある場合も、修理前に必ず補償元に連絡しましょう。- 修理費の請求方法や対象条件が保険会社ごとに異なります
- 補償対象かどうかの事前確認が必要です

Apple公式以外の補償サービスを利用している方は、修理に出す前に必ず各サービスのサポート窓口へ連絡するのがポイントだね!!
5. 修理受付方法の選択肢(Apple公式)
Apple公式でバッテリー交換を依頼する場合は、以下の3つの受付手段があります。事前に予約や申込みが必要です。
- Webまたはアプリから予約(定番)
- 「Appleサポート」アプリ or 公式サイトから手続き
- 持ち込み or 配送を選べる
- 24時間いつでも予約可能
- AppleCareサポートに電話で相談・予約
操作が不安な方には電話対応が安心。
AppleCareサービス&サポートライン:0120-277-535
オペレーターがバッテリーの状態や保証の有無を確認し、配送修理や店舗予約を案内してくれます。
- Apple Storeやカメラのキタムラなどに直接電話
一部の正規プロバイダでは、店舗に直接電話での予約が可能です。- 在庫状況や混雑具合をリアルタイムで確認できる
- Web予約よりも柔軟に対応してくれることも
6. 交換前に確認しておきたいこと
バッテリー交換をスムーズに進めるために、以下の項目を事前に確認・準備しておきましょう。
- 最大容量の確認方法
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」→「最大容量」
- 80%以下なら交換検討のサイン!
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」→「最大容量」
- AppleCare+ 加入状況の確認
- 「設定」→「一般」→「情報」から保証内容が表示されます。
- iCloudやPCへiPhoneのバックアップを取得
- 「iPhoneを探す」をオフにする
- 修理前には「iPhoneを探す」機能をオフにする必要があります。
おわりに
iPhoneのバッテリーは、毎日使ううちに確実に劣化していきます。
「充電が持たない」「突然シャットダウンする」などの症状が出たら、早めに交換を検討するのがおすすめです。
- AppleCare+に入っていれば無料で交換できる可能性あり
- 交換方法は、店舗持ち込み・配送修理・正規プロバイダの3択
- 電話やWebから、自分に合った受付方法を選べる
バッテリー交換で、iPhoneを快適に長く使いましょう!