はじめに
iPhoneをMacのWebカメラとして活用する方法を紹介します。
リモートワークやオンライン会議、ライブストリーミング、友人とリモート飲みなど、高品質なカメラを手軽に使えるこの方法は非常におすすめです。
本当にびっくりするぐらい高画質な映像を手軽な操作で利用できるので、ぜひ使ってみてください。
実際に筆者も、大事なリモート会議でよく使っていてめちゃくちゃ重宝しています!
外出先での急なリモート会議でも、MacとiPhoneさえ持っていればいつでも高画質カメラでできるのも魅力ですよ!!
活用シーン
iPhoneをMacのWebカメラとして使えば、様々なシーンで活用できますよ!
- ビデオ会議での利用
- 高画質の映像で、より良い印象を与えられます。
- ライト付のスマホスタンドと併用すれば、プロフェッショナルな印象に。
- ライブストリーミングでの利用
- YouTubeなどのライブ配信に最適です。
- オンライン授業での利用
- 教材の細部まですごくクリアに映し出すことができます。
活用シーンは理解できたけど...、iPhoneの充電が気になるなぁ。なんて思っちゃいますよね...。
でも、ご安心ください! MacとiPhoneをケーブルで繋げれば、充電の残量は気になりません!!!
接続要件
まずは、iPhoneとMacのそれぞれの要件を確認しましょう。
iPhoneをMacのWebカメラとして利用するには、以下の要件を満たす必要があります。
対応するiPhoneモデルとiOSバージョン
- iPhone XR以降
- iOS 16以降
対応するMacモデルとmacOSバージョン
- macOS Ventura 以降
- 上記OSに対応しているモデルならなんでもOK
iPhoneの設定
次に、iPhoneの設定を確認しましょう。連携カメラ機能を最大限に活用するために以下の設定をお勧めします。
- 連携カメラ機能をオンにする
- iPhoneの「設定」アプリを開き、「一般」>「AirPlayとHandoff」を選択します。
- 「Handoff」をオンにします。
- カメラアプリの設定
- 「設定」アプリを開き、「カメラ」を選択します。
- 「ビデオフォーマット」を「高効率」に設定し、高画質の映像を確保します。
- 「グリッド」をオンにして、画面のフレーミングを容易にします。
- その他の推奨設定
- 「バッテリー設定」で「低電力モード」をオフにし、カメラの性能を最大限に発揮させます。
- 通知をオフにして、使用中に中断されないようにします。
Macの設定
続いて、Mac側の設定を行います。連携カメラ機能を使うための基本的な手順は以下の通りです。
- ソフトウェアの確認
- Macの「システム環境設定」を開き、「ソフトウェアアップデート」を選択します。
- macOSが最新バージョンであることを確認し、必要に応じてアップデートします。
- 連携カメラの設定
- 連携カメラ機能は特別な設定が不要ですが、Wi-FiとBluetoothがオンになっていることを確認します。
- MacとiPhoneが同じApple IDでサインインしていることを確認します。
接続方法
いよいよiPhoneとMacを接続していきましょう!以下の手順に従って、簡単に接続が可能です。
- Wi-Fi経由での接続
- iPhoneとMacが同じWi-Fiネットワークに接続されていることを確認します。
- Macの「FaceTime」や「Zoom」などのアプリを開き、カメラの設定で「iPhoneカメラ」を選択します。
- ケーブルを使用した接続
- iPhoneとMacをUSBケーブルで接続します。
- Macの「FaceTime」や「Zoom」などのアプリを開き、カメラの設定で「iPhoneカメラ」を選択します。
- Bluetooth経由の接続
- Bluetoothがオンになっていることを確認します。
- Macの「FaceTime」や「Zoom」などのアプリを開き、カメラの設定で「iPhoneカメラ」を選択します。
トラブルシューティング
接続がうまくいかない場合や画質に問題がある場合、以下の解決策を試してみてください。
- 接続がうまくいかない場合(それぞれのデバイスで確認や操作をします。)
- 「システム環境設定」>「自分の名前」をクリックし、同じApple IDでサインインしているか確認をします。
- 「Wi-Fi」や「Bluetooth」の接続を一度オフにしてから再度オンにします。
- 再起動をします。
- 画質が悪い場合
- 照明環境を改善し、カメラのレンズを清潔に保ちます。
- 「カメラ設定」で画質を高設定に変更します。
- 音声が途切れる場合
- 他のアプリがバックグラウンドで動作していないか確認します。
- マイクの設定を確認し、必要に応じて外部マイクを使用します。
まとめ
今回は、iPhoneをMacのWebカメラとして使うための連携カメラ機能について紹介しました。
この方法を使えば、高品質な映像を手軽に実現でき、リモートワークやオンライン活動、リモート飲みが一層便利になります。
ぜひ試してみてください。次回は、iPhoneをMacのWebカメラとして使う時に便利なガジェットについて紹介しますのでお楽しみに!
本ページの参考資料
Apple公式資料
連係カメラ:iPhone を Mac の Web カメラとして使う